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2004.09.12

埼玉志木市長の講演を聞く~市町村が元気でないといけないけど・・~

昨日は、「市民との協働による地方の自立~自治体業務は90%NPOや市民に移管できる~」という
テーマで改革派市長で知られる埼玉県志木市長の穂坂邦夫さんのお話を伺ってきました。

内容をかいつまんでお話しますと、
行政の基本は市町村にある。
・「地域コミュニティ」である市町村が国の土台であり、そこに体力がなければ国は衰退する
・現在の地方自治は50年ほど、そのまま→制度疲労をもう起こしている
・キーワードは「人の金」
   納税者は納めてしまえば、その行き先をあまりにも気にしない。
   一方で納められた税金を使わせていただく側(行政)もお金を使うことに意識がなさすぎ。
   今は「金」が市町村にはなくなってきた→今がふんばり時、市民みんなでいろいろ考えなければ・・
・「地域コミュニティ」の力を増すには
   行政と住民の距離を近くする
元気な市民をつくる
その地に残る環境・文化・歴史を大切にする
とにかくはなしはまちづくりの多義にわたりましたので、大筋だけ書いてみました。

でも、とにかくすごい市長でした。
最後に彼のことばの中ですごく心に残っていたことを2つ書きます。
1.「情熱と希望がなくなると、人は老いていく」←えーっと出展を忘れました。
2.市民はオーナーであり、市長はシティマネージャーである
  だから、私はいつも施策を決めると市民の考え方と本当に同じだろうかと「畏れ」を感じる。
2.の意識なんて全国の市町村長の何人が思っているんでしょうかね。
でも、聞いて元気が沸きましたし、「さぁ、私のできることは?」とも思いました。
決して話しが上手は訳じゃないけど、ホントにすごい講演でした。
ちなみに講演には多くの市議、地方自治体職員がいました。
聞いたんだから、役にたたせてよねぇ~。市民もがんばるからさぁ~。
ご参考までに・・
志木市役所→市長の部屋

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Comments

「情熱と希望がなくなると、人は老いていく」というのは多分「青春」ではないでしょうか。
  ↓
http://home.h03.itscom.net/abe0005/ikoi/seishunn/seishunn.htm

Posted by: G3 | 2004.09.12 10:25 PM

まさにこれです。
情報ありがとうございました。

Posted by: おりべ | 2004.09.13 05:37 PM

9/11の中濃まちづくりNPO志縁塾を主催いたしました、特定非営利活動法人NPOなんでもサポートセンター岐阜 事務局長の山根一男です。可児市議会議員の24名のうちのひとりでもあります。管理人さんのご不満に対して、主催者としてお詫び申し上げます。
 全部で7回からなる支援塾ですが、当初からコアメンバーは30名程度とし、その他は会場のキャパの許す限り、1回だけの参加もOKとしていました。実際のところ、今まで全回参加者は10名ほど、コアメンバーといえそうな方は20名弱です。当日、名札を外したのは新聞に出たこともあり、参加者の数が把握できなかったため、受け付けの混乱を防ぐためにしました。

 穂坂市長の講演は、私が茨城県であった講演会まで出向き、お願いして実現いたしました。私の思いとしては、この回に関しては行政関係者や議員関係者にぜひ聞いてほしいと思いました。それくらいインパクトがあります。
 可児市議会にも議長を通じて案内を出しました。来られたのは1名だけです。市職員も1名だけ…かなり拍子抜けでした。その代わり、新聞やweb情報を通じて、近隣からけっこう来られました。多治見・瑞浪・恵那・御嵩・白川町・坂祝・師勝・東浦・鈴鹿などの地方議員です。

 ちなみに1番目に質問した、美濃加茂市の市議は当NPO法人のメンバーです。2番目の元尾張旭の議員(市長選で敗れる)は、第1回目に続いて2回目の参加です。三番目の多治見の女性議員は、以前からこの回だけは参加したいと言ってた方です。最後に質問した女性は、可児で教育問題や電子投票トラブル、新滝ヶ洞溜池の水質汚染問題などで活動されている市民です。
 私は司会をやっていて、議員の質問が続きバランス的によくないなとは感じていました。祈るような気持ちで、一般市民の方からも質問してほしいと思っていました。最後に、市民の方の手が挙がり少し安心しました。

 予定時刻を5分程超過しました。その後、毎回かならず同じ会館内で行っている交流会には、24名の方が参加してくれました。穂坂市長も最初5分だけということだったのに、帰りの予定を遅らせて、50分間付き合ってくれました。3つのテーブルをそれぞれに回り、ほぼ全員とお話しされました。
 地方から国を変える、現役首長では超有名な方なのに、ほんとうに気さくで偉ぶるところがなく、私は心底感動いたしました。
 今回の講演に参加された議員の方は、ほとんどが自分の意志で参加され、議員活動されている方です。多少個性的なところや自己主張が強いのは、むしろ当然かと思います。私自身も1年前に議員になりましたが、議会の問題点はこのような講演会に全く関心がなく、何事も会派の言うとおりにしか動けない議員、つまりこのような場には来ない大多数の議員に問題があると思っています。
 でもそのような議員を選んでいるのは市民ですから、現状を踏まえやれることをやってゆくしかありません。議員と市民、
税金で食べさせてもらっている者と、食べさせてあげている者、穂坂さんの言葉にあったように、日本では立場が逆転しています。少なくとも市民活動の現場では、市民も議員も同一の場で取り扱いたいと思います。

Posted by: 山根 一男 | 2004.09.19 01:37 PM

山根さん、真摯なコメントありがとうございました。

「市民活動の現場では市民も議員も同一の場で取り扱い」という趣旨は私なりに理解しました。
議員も確かに一市民、それもわかる気がします。

議員たるもの、山根さんのおっしゃるとおり、アンテナを高くはっていることは必要です。
しかし、それができていない議員さんが実に多いのも事実。
また、そんな人を選んでいる私たち市民がいるというのも事実。

でも、議員さんたるもの、「TPOをわきまえたところも必要なんじゃないかな~」とは今でも私は思っています。
「そこまで地方議員に望むなよ」という声もあるでしょう(大多数そうおっしゃることでしょう)が、市民活動上であるならば、市民と一緒にというならば、声の出にくい市民を大切にしてほしいんです。
いや、そうあってほしいものだと私は望んでいます。

最後になりましたが、文中にも書いているとおり、勉強されている議員さんたちは、しない議員さんたちより「(失礼な言い方ですが)まし」だと私は思っています。
その上での苦言であることをご承知いただければ幸いです。

Posted by: おりべ | 2004.09.19 07:41 PM

私のブログにコメントいただきましたが、折角なのでこちらにレスさせていただきます。

「勉強している議員」を山根さんは多少心苦しくも擁護されていますが、私たちは、彼らを評価しながらさらに市民の代表たる地方政治家への苦言を呈させていただきました。
これはこのような講演会だけではなく、各種会合に見られる議員の習性(?)に対して私は指摘させていただきました。

ネットでは、相手にさえぎられること無く自分の意見を言い切ることが出来ます。
本当に市民と意見交換する気概がある議員でしたら、ぜひネット上での意見交換もお願いしたいと思います。
山根さんには、現職議員であり、このような場にきちんと書き込んでいただけたことを感謝しています。

Posted by: 聞きかじり | 2004.09.20 05:59 PM

I like it when people get together and share ideas. Great blog, keep it up!

Posted by: living room chairs houzz | 2015.01.04 06:56 PM

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Tracked on 2004.09.12 06:51 PM

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